【遺言書】後世に伝える大切な生き方

人は突然亡くなることがある。その時後悔しないために、このブログを遺言書として書き綴っていく。

【人生の時間】あなたに残された時間とは

 人生は不公平なものだ。身長の違い、容姿の違い、裕福な家庭に生まれた人と、貧乏な家庭に生まれた人…本当に心から不公平だと思う。その中で1日24時間という時間だけは公平に与えられている。

 

 この時間をいかに上手に使うのかにより、自分の人生が大きく変わるが、

「何かを達成するためには、時間がなければ、ほぼ不可能!だといえる。」

 

 つまり、何か目標を立ててスタートをする時には、どのくらいの時間が必要なのか。何年後に達成するべきなのかを最初に決める必要がある。その中で大切なのは自分の時間があとどのくらい残されているのか?を知ることも必要だろう。

 

 例えば社会人45歳の人が「医者になりたい」といった時、これは可能だろうか。医者になるには、まず医学部に合格する必要がある。医学部に入学するための勉強時間は国公立で2000時間、私立でも1000時間必要といわれている。

 

勉強時間を仮に1日1時間、土日8時間とすると…                     1週間=21時間  1年52週=1092時間 

 

 決められた勉強時間を実行できて1年1092時間だが、年末年始、GW、その他行事もあるので、スケジュール通りに実行するのは難しいだろう。社会人であれば仕事もあり、まとまった時間を取ることが難しい、まとまった時間が取れなければ集中力も乱れ、勉強には時間がかかる。もちろん個人差はあるが、相当の時間が必要になることが考えられるだろう。

 

 仮に3年で合格できたとしても医学部は6年制で、医師国家免許を取得するまでには、最低でも6年といわれているので、ここまでで9年の時間を必要とする。更に研修医として2年間実務を学ぶため、この時点で11年の歳月が必要となる。

 

 45歳から医者になるには…順調にいっても56歳!!

 

 そう考えると、絶対に医者になれない!とはいわないが、現実的にはかなりの努力が必要になる。つまり、何か目標を達成するためには、人生の時間があとどのくらいあるのかを考える必要があるということだ。

 

 厚生労働省令和3年簡易生命表によると、2021年男性の平均寿命が81.47歳で女性の平均寿命が87.57歳。ちなみに1年を365日で例えると8760時間になる。

「平均寿命を時間で例えると男性が約71万時間。女性が約76万時間。」

 

www.mhlw.go.jp

 

これらをもとに考えると、20歳男性の残された時間は…              (81歳-20歳)×8760時間=約51万6千時間                 これが50歳男性であれば…                           (81歳-50歳)×8760時間=約27万2千時間

 

 残された人生の時間を、どのように過ごすのかはもちろん自由だが、達成したい目標、思い描く姿や夢があるのであれば、無駄な時間を減らし計画的に過ごすことを考える必要がある。

    

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。